飴・キャンディ研究所

飴・キャンディ研究所とは

小さな頃から当たり前のように、
私たちのそばにあるお菓子のひとつ。

優しい甘さがゆっくり、じんわり広がって楽しみが続く「キャンディ」は小さな頃から当たり前のように、私たちのそばにあるお菓子のひとつです。

日本の伝統行事と共に楽しめる、「ひな菓子」や「千歳飴」。
ひな菓子にはピンク色やピーチ風味を基調とした、かわいらしいキャンディが使われ、千歳飴は子供の健やかな成長を願う意味がこめられています。

お花見やお祭りの屋台で買う「りんご飴」や「綿飴(わたあめ)」は、食べきれるかなぁと思いながらも、すれ違う人が持っているのを見てしまうと買わずにはいられず、ハロウィンやクリスマスには、街にカラフルでかわいい飴が溢れ、目と心が奪われます。最近では、バレンタインのお返しとしてホワイトデーにキャンディを贈ることも定番になってきています。

キャンディは、日本の四季と共に味わえるお菓子とも言えます。

種類が豊富なキャンディは、様々なシーンで大活躍!

のどの不快感や不調をやわらげてくれる「のど飴」や、食事のあとに口内をスッキリ爽やかにしてくれる「ミントキャンディ」など、ちょっと口さみしい時や、小腹が空いたときにも、キャンディは活躍してくれます。

飴・キャンディ研究所では、甘くておいしいだけではない、キャンディの魅力についての情報発信していけたらと考えています。

キャンディって何?
小さな頃から当たり前のように、私たちのそばにあるお菓子のひとつ

Concept

キャンディは、昔から人々の生活の中に存在していました。

キャンディが「砂糖」というシンプルな原材料のみで作れる点や、古くからでん粉の糖化方法について経験値として持っていたため、人は「水あめ」を作ることができました。様々な要因の元、はるか昔から作られてきたのは事実ですが、「食べられ続けてきた」という意味合いは「作れる」ということとは全く文脈が異なる話です。

「神話」が古来から現代まで語り継がれる理由の一つに、神話の中に人が欲する「物語構造の本質」が存在することが挙げられます(書籍「千の顔を持つ英雄」より)。キャンディもまた、神武天皇が製法を確立したといった記載があるように、神話の時代から現代にいたるまで延々と食べられ続けられてきた理由は、キャンディには「嗜好品」としての「本質」があるからでしょう。

優しく、ゆっくり、寄り添うお菓子。

食べられ続けてきた、
嗜好品としての本質は何であるのか?

本質の核には、「甘さ」というものがあるのは間違いないことだと思います。

甘さによって「多幸感」が生まれ、それを一瞬だけで終わらせたくない。そんな思いが「固める」ことで一定時間以上ゆっくりと時間をかけて甘さを感じさせてくれる食べ物へと昇華していったのではないでしょうか。
時間がもう一つの柱というわけです。

「多幸感」と「時間」を飴、キャンディの本質としてとらえ、「優しく、ゆっくり、寄り添うお菓子」をコンセプトとし、これを元にキャンディを再定義すべく研究開発を進めていく。これが、飴・キャンディ研究所です。

食べられ続けてきた、嗜好品としての本質は何であるのか?